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Google社より、2025年末までにGoogle reCAPTCHAキーをGoogle Cloudプロジェクトに移行する必要があるとアナウンスがされております。
本特集ページでは、Google Cloudへのアカウント移行方法、EBISUMART BtoBでのreCAPTCHA Enterpriseへの切り替えについてご紹介します。

1.はじめに

本ページ記載の内容は、以下のオプションに対応しています。

reCAPTCHA認証（注文情報入力）
reCAPTCHA認証（お問い合わせ入力）
reCAPTCHA認証（カード登録）
reCAPTCHA認証（会員登録）
reCAPTCHA認証（ログイン）

2.Google Cloudへのアカウント移行手順

1.Google Cloudに紐づける

2.APIキーを作成する

1.Google Cloudに紐づける

既存のGoogle reCAPTCHAアカウントをGoogle Cloudへ移行します。
下記の手順で紐づけが可能です。

1. Google reCAPTCHAのマイページにログインする

下記Google reCAPTCHAのマイページにアクセスし、店舗様のアカウントにログインしてください。
https://www.google.com/recaptcha/admin

2. Migrate key の[移行]ボタンを押下する

Migrate keyにある[移行]ボタンを押下し、「Google Cloud Platform にアップグレードするキーを選択」ページへ遷移します。

3. プロジェクトを設定する

下記、店舗様のご状況に合った設定を行ってください。

プロジェクトをすでにお持ちの場合
お持ちのプロジェクトをプルダウンから選択してください。

プロジェクトをお持ちでない場合
プロジェクト名にご希望のプロジェクト名を入力してください。

4. 移行するreCAPTCHAキーを選択し、完了する

Google Cloudに移行するreCAPTCHAキーにチェックを入れ送信し、移行を完了してください。
「Key name」はreCAPTCHA登録時に設定しているラベル名です。

5. プロジェクトIDを確認する

Google Cloud Console（外部サイト）にて、移行先のGoogle CloudプロジェクトIDを確認してください。
EBISUMART BtoBでのreCAPTCHA設定に利用するため、IDをコピーしてください。

2.APIキーを作成する

EBISUMART BtoBのreCAPTCHA設定で利用するAPIキーを作成します。

1. 認証情報ページへアクセスする

下記Google Cloudの認証情報ページにアクセスしてください。
https://console.cloud.google.com/apis/credentials

2. 認証情報を作成する

[認証情報を作成]ボタンを押下し、APIキーを選択してください。

3. APIキーをコピーする

作成されたAPIキーが表示されます。
EBISUMART BtoBでのreCAPTCHA設定に利用するため、APIキーをコピーしてください。

3.EBISUMART BtoBでのreCAPTCHA Enterprise切り替え

Google Cloud移行後のEBISUMART BtoBでのreCAPTCHA Enterprise切り替えを行います。
下記の手順で設定が可能です。

1.事前準備

2.EBISUMART BtoBの各種設定を行う

3.判定しきい値の設定を行う

4.reCAPTCHA使用バージョンを切り替える

1.事前準備

Google Cloud移行後のreCAPTCHA Enterprise設定に必要な項目は4件あります。
あらかじめご準備ください。

1.サイトキー

2.シークレットキー

3.プロジェクトID

4.APIキー

1.サイトキー

いままでご利用いただいていたものを継続して利用できます。
いずれかの画面から、コピーしてください。

【Google確認画面】
Google reCAPTCHAのマイページの右上にある[設定]ボタンを押下し、reCAPTCHAのキーをご確認ください。



[設定]ボタン押下後


【EBISUMART BtoB確認画面】
システム設定マスタの初期設定にて、以下いずれかの項目を確認してください。

利用バージョン	対象初期設定
v2利用の場合	reCAPTCHA設定SiteKey（v2用）
v3利用の場合	reCAPTCHA設定SiteKey（v3用）

2.シークレットキー

いままでご利用いただいていたものを継続して利用できます。
いずれかの画面から、コピーしてください。

【Google確認画面】
Google reCAPTCHAのマイページの右上にある[設定]ボタンを押下し、reCAPTCHAのキーをご確認ください。



[設定]ボタン押下後


【EBISUMART BtoB確認画面】
システム設定マスタの初期設定にて、以下いずれかの項目を確認してください。

利用バージョン	対象初期設定
v2利用の場合	reCAPTCHA設定SecretKey（v2用）
v3利用の場合	reCAPTCHA設定SecretKey（v3用）

3.プロジェクトID

プロジェクトIDを確認するにてコピーしたプロジェクトIDを利用します。

4.APIキー

APIキーをコピーするにてコピーしたプロジェクトIDを利用します。

2.EBISUMART BtoBの各種設定を行う

事前に準備した値を、システム設定マスタの初期設定にて、対象の初期設定に登録してください。

利用バージョン	初期設定	コピーした項目
v2利用の場合	reCAPTCHA設定SiteKey（v2用）	サイトキー
	reCAPTCHA設定SecretKey（v2用）	シークレットキー
	reCAPTCHA設定プロジェクトID（v2用）	プロジェクトID
	reCAPTCHA設定APIキー（v2用）	APIキー
v3利用の場合	reCAPTCHA設定SiteKey（v3用）	サイトキー
	reCAPTCHA設定SecretKey（v3用）	シークレットキー
	reCAPTCHA設定プロジェクトID（v3用）	プロジェクトID
	reCAPTCHA設定APIキー（v3用）	APIキー

3.判定しきい値の設定を行う

reCAPTCHA Enterpriseを利用する場合、v2・v3ともにしきい値の設定が可能です。
ご希望の判定しきい値を、システム設定マスタの初期設定にて、設定してください。

利用バージョン	対象初期設定
v2利用の場合	reCAPTCHA bot判定閾値（v2用）
v3利用の場合	reCAPTCHA bot判定閾値（v3用）

4.reCAPTCHA使用バージョンを切り替える

システム設定マスタの初期設定にて、初期設定「reCAPTCHA使用バージョン」を、下記Enterprise版に切り替えてください。

利用バージョン	設定値
v2利用の場合	v2
v3利用の場合	v3

4.アカウント移行・Enterprise切り替えに関するQ&A

アカウント移行・Enterprise切り替えに関するQ&Aです。

Google Enterpriseへの切り替えにあたって、テンプレートの変更は必要でしょうか？

必要はありません。
各種初期設定を登録、切り替えにて対応が可能です。
デザインの調整も不要です。

reCAPTCHAキーを紐づけるプロジェクトを間違えました。変更は可能でしょうか？

変更することはできないとされています。
紐づけたプロジェクトID、プロジェクトに紐づくAPIキーを本システムの設定にご利用ください。