商品一括投入

目次

1.機能概要
2.オプション導入にあたってのご留意事項や利用制限
3.商品一括投入ページ(item_bulk.xhtml)の使い方
4.ご利用事例(導入手順をご紹介)
 ケース1:本システムの商品コードを使用する場合
 ケース2:GTINやJANコードなどの商品識別コードを使用する場合
 ケース3:本システムの商品コード以外に、商品管理用の品番などを使用する場合


1.機能概要

ユーザーウェブで複数の商品を一括で選択して、カートに投入できる機能です。
本ページ専用のCSVファイルを用意し、商品一括投入ページ(item_bulk.xhtml)からアップロードすることで、
複数の商品をひとつひとつクリックしていく手間を省いた迅速な受発注業務を可能とします。


2.オプション導入にあたってのご留意事項や利用制限

・以下の機能およびオプションをご利用時、商品価格に対しての割引価格や割引率などは、入力フォームに表示されません。
 [カートへまとめて投入]ボタン押下後、買い物かごのページ(cart_index.xhtml)で確認できます。

 ▼対象となる機能およびオプション
  ・各種会員割引
  ・営業支援
  ・得意先管理
  ・商品ボリュームディスカウント
  ・まとめ買い割引
  ・セールスキャンペーン
  ・拡張版セールスキャンペーン
  ・タイムセール

入力フォームに表示される価格および商品金額は、内税の場合は税込み価格、外税の場合は税抜き価格を表示します。

・消費税額・消費税率は入力フォームに表示されません。
 [カートへまとめて投入]ボタン押下後、買い物かごのページ(cart_index.xhtml)で確認できます。

商品入数販売をご利用の場合、対象商品の価格および商品金額は入力フォームに正しく表示されません。
 [カートへまとめて投入]ボタン押下後、買い物かごのページ(cart_index.xhtml)で
 正しいケース単位の販売価格を確認できます。

商品レビューは、商品一括投入ページ(item_bulk.xhtml)で表示・登録できません。

・店舗様ごとのカスタマイズ内容や利用オプションとの併用可否については、お申し込み時に影響調査が必要です。


3.商品一括投入ページ(item_bulk.xhtml)の使い方

商品一括投入ページ(テンプレートファイル名:item_bulk.xhtml 表示URL:item_bulk.html)の画面イメージ


※上記画面イメージは、本システムの最新版テンプレートをもとに作成しています。
 デザインの変更は可能です。


1.[ファイルを選択]

アップロードするCSVファイルを選択します。
※ブラウザによって[ファイルを選択]ボタンの名称は変わる場合があります。


2.[アップロード実行]

[ファイルを選択]で選択したCSVファイルに登録された商品を、一括アップロードします。
アップロードされた商品は、本画面の入力フォームに表示されます。

・一度に投入可能な商品数は最大30件です。

・すでに入力フォームに入力済みの商品がある場合は、
 アップロード後に洗い替えされ、新たにアップロードした商品のみが入力フォームに表示されます。


3.[CSVファイルフォーマット]

本ページ専用のCSVファイルフォーマット(ファイル名:format.csv)をダウンロードできます。
CSVファイルフォーマットは、以下の2項目で構成されています。

キー項目:KEY 数量:QUANTITY
初期設定「商品一括投入キー項目」で指定した
自由項目(商品または商品・バリエーションの自由項目)の値を指定してください。
指定しない場合は、商品コードがキー項目になります。
数量を指定してください。


4.入力フォーム

CSVファイルでアップロードした商品が表示されます。
また、CSVファイルを利用しない場合や、CSVファイルのアップロード後に追加で商品を投入したい場合は、
フォームにて商品をひとつずつ登録できます。
入力した商品コード、または、自由項目を完全一致で検索し、数量を入力すると、商品名や価格がフォームに表示されます。

・一度に投入可能な商品数は最大30件です。

・初期設定「商品一括投入キー項目」が「商品・バリエーション自由項目」を優先する設定の場合、
 「商品・バリエーション自由項目」が設定された商品に対して、「商品自由項目」「商品コード」を使用しての検索はできません。


5.[カートへまとめて投入]

入力フォームに表示されている商品をすべてカートに投入し、買い物かごのページ(cart_index.xhtml)へ遷移します。
遷移後のカートフローは、本システムおよび店舗様のカートフローに準じます。

買い物かごのページ(cart_index.xhtml)へ投入可能な商品点数は、初期設定「カート内商品点数最大値」の設定値に準じます。


4.ご利用事例(導入手順をご紹介)

商品一括投入のご利用事例と、ご利用事例に沿った導入手順を紹介します。

・商品一括投入ページ(item_bulk.xhtml)は、最新版テンプレートよりダウンロードしてご利用ください。

・商品一括投入ページ(item_bulk.xhtml)への導線は、
 任意のテンプレートファイル内に以下のようなリンクを記述していただくことで、設置が可能です。

 記述例

<p m:id="common.IF_CUSTOMER_MANAGEMENT_ENABLE_VIEW_CART" class="bulk_link"><a href="item_bulk.html">→商品を一括投入する</a></p>
		



ケース1:本システムの商品コードを使用する場合

本システムの商品コードのみで商品を管理している場合、発注者様はその商品コードを入力することで、商品の一括投入が可能です。
この場合、事前準備は不要です。

商品にバリエーションが存在する場合は、バリエーションコードの指定が必要です。

例:
商品コード:ITEM01
バリエーションコード:RED

ITEM01-RED



ケース2:GTINやJANコードなどの商品識別コードを使用する場合

サイズやカラーバリエーションなど商品をSKU単位で管理する場合、
一般的には物流管理用の商品識別コード(例:GTIN、JAN、店舗様ごとのSKUコードなど)がすべてのSKUに付与されています。

この場合、商品コードではSKUが特定できないため、「商品・バリエーション」の自由項目でSKU単位の商品識別コードを登録し、
受発注を行う必要があります。

導入手順

手順 設定箇所 設定方法
1.
商品・バリエーション自由項目 ・「利用フラグ」を「使用する」に設定します。
・「画面表示名」を店舗様の運用にあわせて設定してください。
 (例:商品識別コード、GTIN、など)
・「項目入力形式」を「1行テキスト」に設定します。

※上記以外の項目は、店舗様の運用に合わせて設定してください。
※設定した自由項目は、手順2.商品新規登録画面の「バリエーション・価格/重み」タブに
 表示されます。
2.
商品新規登録画面
バリエーション・価格/重み」タブ
SKUごとの商品識別コードを登録します。
SKUが多く手入力が難しい場合は、
商品バリエーション一括アップロードをご利用ください。

※複数の商品が該当する値がキー項目として設定されている場合は、
 ランダムで結果を表示するため、
 自由項目には重複する値を設定しないようご注意ください。

3.
初期設定「商品一括投入キー項目 「商品・バリエーション自由項目」を優先するよう設定します。
4.
商品一括投入ページ(item_bulk.xhtml) テンプレートファイルの文言などを、店舗様の運用にあわせて修正してください。

例:
<th>商品コード</th>

<th>商品識別コード</th>



ケース3:本システムの商品コード以外に、メーカー品番などを使用する場合
複数の商材を取り扱う卸売事業者様などの場合、発注者様は取り扱いメーカーの商品カタログから個別のメーカー品番で発注する場合があります。

この場合、商品コードとメーカー品番の突合作業などバックオフィス側の作業が省けるよう、
「商品」の自由項目で各商品に商品コード以外のメーカー品番などを登録し、受発注を行うことができます。

導入手順

手順 設定箇所 設定方法
1.
商品自由項目 ・「利用フラグ」を「使用する」に設定します。
・「画面表示名」を店舗様の運用にあわせて設定してください。
 (例:メーカー品番、など)
・「項目入力形式」を「1行テキスト」に設定します。

※上記以外の項目は、店舗様の運用に合わせて設定してください。
※設定した自由項目は、手順2.商品新規登録画面の「商品登録」タブに
 表示されます。
2.
商品新規登録画面
商品登録」タブ
商品に割り振られた商品コード以外の品番などを登録します。
商品点数が多く手入力が難しい場合は、商品一括アップロードをご利用ください。

※複数の商品が該当する値がキー項目として設定されている場合は、
 ランダムで結果を表示するため、
 自由項目には重複する値を設定しないようご注意ください。

3.
初期設定「商品一括投入キー項目 「商品自由項目」を優先するよう設定します。
4.
商品一括投入ページ(item_bulk.xhtml) テンプレートファイルの文言などを、店舗様の運用にあわせて修正してください。

例:
<th>商品コード</th>

<th>メーカー品番</th>

当ページの記載内容は、標準機能に関するものです。
機能に関するカスタマイズをされている場合にはこの限りではありません。